恋愛偏差値ほぼゼロからの国際恋愛

恋愛経験がほぼゼロという、アラサーの私が挑む国際恋愛。カナダ人彼と繰り広げられる謎の会話。たちはだかる壁。一体どこへ向かうのか・・・。

喧嘩ってなんだ

人生の休日ができ、1か月の休日。

 

長崎に滞在することになった。

 

久しぶりに会うことになり、かなりテンションがあがる二人。

 

なんせトータル何日会ってる?っていう今までの現状。

 

指折り数えた再会!

 

 

長崎!

 

坂多っ

 

でもいい街。

 

短期間の共同生活が始まる。

 

7月。南って日差しが違う。

 

 

そんななか、週末に長崎観光をすることになった。

 

レンタカーを借りて、長崎を一周。

 

平日は仕事の彼の代わりに、レンタカーの手配から、観光地のリサーチ。

 

 

彼氏と旅行なんて初めての経験のアラサー。

 

はりきる。

 

 

そして旅行当日、朝早くにレンタカーを借りに行く。

 

最初は私が運転するよと車を借り、

 

彼のアパートに荷物を取りに行く。

 

彼のアパートは大きい通り沿いに建っている。

 

私は大通り沿いに車を止めた。

 

 

 

なんでそこに止めるの?

 

え?

 

大通りは邪魔だよ。アパートの隣の細い道に止めたら?

 

細い通りは車の邪魔だからここに止めたんだけど・・・

 

邪魔だよ。僕が止めなおすよ。

 

もうここに止めたしいいよ別に。

 

僕が止めるから変わって。

 

 

 

 

カチン

 

 

 

めんどくせぇ。もうとめてんだからいいだろーが。

細い道の方が邪魔だろどうかんがえても。なんで変わってまで止めなおす必要あるわけ。

 

 

デビルが耳元でささやく。

 

 

わかった。じゃあお願い。

 

 

 

ここはね。旅の最初だからね。

 

譲り合いの精神でね。

 

折れたよね。

 

止めなおしたよねわざわざ、車がすれ違えないような細い道にね。

 

 

 

気を改めて、二人で長崎の動物園のようなところへ向かう。

 

最初は私が運転する。

 

天気もいいし、二人で歌なんか歌いながらドライブ。

 

朝も早いので朝ご飯食べよう!

 

途中でコンビニに寄る。

 

おにぎりなどを買い車に戻る。

 

動物園の開園まで少し時間がある。

 

 

何かおしゃべりでもしようと彼の方を向く。

 

 

おもむろにPCをとりだす彼。

 

 

インターネットでなにやらバスケットの記事を読みだす。

 

 

えっ・・今?なんで今。

 

 

大事な試合だったのかもしれない。

 

今後の予定でも確認するかと、資料を読む私。

 

 

15分ぐらいかな。待ったよ私も。

 

100歩譲って、タイムリーに見たいニュースなのかもれないし。

 

 

ただね、もうね。鳴ったよね頭で。

 

 

 

 

ブチ

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまでネット見てるわけ?いつ出発すんの?

 

 

 

 

えっあっごめん。まだ時間あると思って。

 

 

 

 

怒ってるの・・・・?

 

 

 

 

 

 

 

怒ってるっていうか、せっかくの旅行だし。大事な時間だし、そんな時間をネットに使うって、もったいないし。どうなの。というかいつ出発できんの?いつ読み終わるの?

 

 

たたみかけるアラサー。

 

 

 

 

 

すこししぼむカナダ人。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、動物園に出発。

 

さっきの雰囲気を取り戻そうと、ものすごくラブラブしてまわってみる。

 

実際、イライラも、可愛いくもイカツイ カンガルーに消され、すごく楽しむ。

 

 

 

 

佐世保バーガーを食べようと私からの提案!

 

 

佐世保に来たら佐世保バーガーだよね!

つって。

 

 

 

 

 

佐世保駅で、佐世保バーガーマップなんかもらって。

 

 

 

 

なんとなく、彼がノリ気じゃないことは気づいてたが、無事に佐世保バーガーをゲットし、

 

なんかキャラクターと写真とったりしながら、食べてみる。

 

 

 

 

 

 

 

なんで日本人って、こんなに食に労力を費やすの?僕でも作れるようなものに、高いお金払って。

 

 

 

 

 

おいおい。

 

 

 

 

 

 

私だって、佐世保に住んでりゃ買わねぇわ。

佐世保バーガーが好きで食べたいんじゃなくて、

せっかく来た土地で、土地のものを食べる経験が旅行だろうが。

 

 

 

 

 

 

と強く思う私。

 

 

 

 

 

何重にもオブラートに包んで、伝えるもなんだか伝わらない様子。

 

 

 

 

 

 

 

これがカルチャー食??

 

 

 

いや。男と女の脳みその問題??????

 

 

 

 

 

 

 

経験のなさが、受け入れられない心をつくるのか。

 

もっとうまいことかわせる術があるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⇒次回大喧嘩の巻 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分岐点ってなんだ

長崎で働くことになった。

 

そう彼からで連絡を受けたのは今年の初め。

 

日本で働けるように、色々面接をしていた彼。

 

長崎での就職が決まった。

 

 

第二期遠距離恋愛開始

 

 

 

なぜなら私は東京に住んでいる。

 

ゆえに

 

第二期遠距離恋愛の幕開けとなる。

 

 

 

報告を受けたときの私は正直、な。。。長崎。。。。

 

ちゃんぽん

 

カステラ

 

稲佐山

 

 

 

頭に浮かぶ長崎のいいところの数々。

 

だが、なぜ長崎。

 

正直そのことばかりが頭に。

 

せっかく日本にいるのになぜまたしても遠距離。

 

大阪ぐらいで手を打ってほしかった(笑)

 

 

そこで、ポジティブに考えた。

 

 

 

時差ないし。

 

長崎旅行行けるし。

 

彼が長崎男子になるかもしれないし。

 

 

思い描いていた、夢の電車で会える距離恋愛に届かず。

 

 

だが確実に距離は縮まっている。 

 

 

そう信じる。

 

 

だが

 

 

のちに訪れる長崎。

 

そこで大喧嘩が待っていようとは、、、。

 

 

次回⇒アラサー怒るの回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

匂いってなんだ

 

匂いフェチである。

 

 

 

何かと匂いを嗅ぐわたし。

 

初めて出会う食べ物。

 

猫の頭。

 

寝るときに使うタオルケット。

 

古い本。

 

 

 

匂いフェチだ。

 

 

 

 

 

彼と会えない遠距離。

 

 

すなわち。

 

 

匂いが嗅げない距離。

 

 

彼がカナダに帰る前、

 

 

なんか匂いのするもの置いて行って。

 

 

と頼んだ。

 

彼は若干呆れつつ、

 

いつも着ていたTシャツを置いて行ってくれた。

 

 

 

匂いが薄まらないように、袋に入れて、

 

寝る前に嗅ぐ。

 

なんであんなに安心すんだろ。。。。

 

 

彼は何も欲しがらなかったがね。。。。

 

 

月日が経つにつれて、薄まる匂い。

 

禁断症状。

 

そんな私に若干引きぎみの彼。

 

譲れない私。

 

 

 

そんななか彼から手紙が届いた!

 

 

 

かすかに、、、、

 

かすかに、、、

 

手紙から彼の匂いがする気がする、、、、、、

 

かすかに、、、、、

 

 

 

 

ロマンチックと変態は紙一重ですな。

 

 

 

 

最近彼に

 

 

 

 

 

You are so weird......lol

 

 

 

 

って言われてる。

 

 

 

 

 

なんならそれすらも快感。

 

 

 

 

彼の匂いの缶詰め希望。

 

 

 

 

素直ってなんだ

 

遠距離恋愛において、

 

まめな連絡は大事だと思う。

 

私達は、出会ってから一度も連絡を欠かした時が無い。

 

 

 

おはよう。

 

今日こんなことした!

 

今何してんの~?

 

 

こんな些細なやりとりを、おたがい割と重要視している。

 

 

 

 

 

そんななか、付き合い始めて数か月たったころ、

 

何気なく、

 

 

 

今何してる~?

 

 

っと彼にメッセージを送ってみた私、

 

 

 

 

 

 

 

 

今ね、AV見てる

 

 

 

 

おうおうおう。

 

普通に返すねぇ。

 

こちとら、もうすぐ30歳。

 

なんなら経験なんて、あなたが初めてみたいなもんで。

 

恥ずかしながら、私だってAVぐらい嗜んでる。

 

もはやちょっとやそっとじゃ驚かないわ。

 

だけど、ストレートな直球がクリティカルヒット

 

そっか。

 

まさに今、見ちゃってるか。

 

なんなら邪魔してすまない。。。。

 

 

 

 

 

 

 

これだよ!

 

 

 

 

 

嘘だろ、、、、

 

送ってきやがった。

 

AVのURL送ってきやがった。

 

おうおうおう。

 

彼女にAVの共有情報いる?

 

見た方がいいの?私見るの?

 

おうおうおう。

 

見てやろうじゃないか。

 

 

 

 

 

 

!?

 

 

 

 

 

 

 

もうね、世界は広かったよ。

 

 

 

 

 

 

た、楽しそうだね。

 

 

 

 

 

 

 

我ながらどんな返し。

 

 

 

 

 

 

 

今では、

 

彼のお気に入りのAV女優の画像に

 

「お疲れ様!」

 

って書いて送って上げる優しさ。

 

 

 

素直すぎるのも、

 

許せちゃうもんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルチャーショックってなんだ

 

ついに彼が日本にやってきた!

 

乗り継ぎなんかしながら、やたら長い時間をかけてやってきた!

 

この瞬間のために頑張れていたといって過言ではない。

 

 

 

私達はいつも旅行などの時はBNBを利用している。

 

私が実家暮らしということもあり、

 

この時も彼がよく利用していたBNBで部屋を借りて、

 

一週間ほど一緒に生活をすることに。

 

やはり、一緒の空間に長くいると、色々と違いがあらわになるもんで、

 

 

私達はとりあえず、夕飯の買い出しに向かった。

 

幸いなことに、彼は日本食は何でも食べられる。

 

なんなら、納豆とみそ汁が大好きだ。

 

 

 

 

スーパーについて色々と見ていると、

 

入れる入れる。

 

カゴにわんさか入れる。

 

納豆とか3個セットのを3つも買おうとする。

 

バナナとか2房入れてくる。

 

レーズンパンも3袋ぐらいほうりこんでくる。

 

 

誰がそんだけ食うんだ と

 

1週間いるけどさ、いっきに買う?

 

そんなに勢いつけちゃう?

 

海外のスーパーのカゴの大きさじゃないよ。ここ。

 

 

とりあえず、見送った。いや見届けた。

 

ようし。買ってやろうと。

 

袋に食材を詰め終わり、

 

店員さんが多めに入れてくれた、余ったポリ袋も袋の中に入れていると、

 

 

なんでそのポリ袋使わないのに持って帰るの?

 

 

と怪訝な顔をする彼。

 

私は得に気にせずに、

 

余ったから家でゴミ袋にでも使おう。

 

と思っていたのだが、それが理解できなかったらしく、

 

店員さんに返した方がいいよ。

 

 

という彼。

 

私は大丈夫だよ。日本では別に持って帰っていいんだよ。

 

と説明。

 

 

日本人は過剰包装なんだよ。

 

と言いながら道端でレーズンパンを頬張る彼。

 

 

 

おいおいおい

 

お前のハートも過剰包装してくれ。

 

といいたいほどワイルドに食べ始める。

 

いやいいけどね。

 

お腹が空いていたんだろう。

 

 

 

 

 

とにかく部屋に帰り、ご飯を作ることに。

 

私はチキン担当。

 

彼がサラダ担当。

 

 

とりあえず。生でなんでも切って皿に盛る彼。

 

 

 

 

白菜。

 

えのき。

 

長ネギ。

 

 

 

出来た!

 

 

 

 

 

出来てねぇわ!

 

わりと出来てねえわ。

 

 

えのきとか生で大丈夫なの?

 

なんか菌とかなんか、 大丈夫なの?

 

長ネギもサラダ感覚でイケちゃうもんなの?

 

あたしね。東京育ち。わりと温室で育ってきたお腹なんだけど。

 

大丈夫かな??

 

そこは意を決して食べたよね。

 

 

わりかしにイケたっていうね。

 

食材に対しての新しい発見をしたよね。

 

 

 

 

 

ご飯のあとはお風呂でしょ。

 

ということで、ここからはちょっと恥じらいの時間。

 

一緒に入ろってなるよね。えへへへ。

 

その部屋はユニットバスだったのだが、

 

恥じらいつつ、先に入ってよ~えへへ~

 

とかやってみる。 

 

いや実際、若干緊張していたんだけども。

 

二人で浴槽に立ってシャワーをしていたのだが、

 

彼がおもむろに浴槽から出てシャワーをし始めた。

 

 

ユニットバスなんですよ。ここ。

 

 

おいおい。そこはもうトイレの領域だろ

 

 

君が立っているのはトイレであって、そこはもう浴室ではないのだ。

 

 

もうね、見たことないぐらいにトイレがビシャビシャなの。

 

誰か戦ったのかな?ってぐらいに水浸しなの。

 

 

確かにね。カーテンはついてなかった。

 

遮るものなんてなにもなかった。

 

何もなかったのよ。

 

トイレと浴槽の狭間に。

 

もうね、恥じらいは捨てることにした。

 

もうすぐ30歳。

 

彼の顔を見つめ、

 

さりげなく彼の手を引き寄せて浴槽にそっと引き戻す私。

 

おっ!っという表情の彼。

 

 

 

誘っていると見せかけての、さらなるびしょ濡れ拡大回避。

 

 

大人の女の対応

 

 

 

何が許せないって、

 

トイレに入るたびに足が濡れるであろうことが許せないの。

 

君がレーズンパンを頬張った時から知っていた。

 

ワイルドなんだなって。

 

細かいことは気にしないんだなって。

 

 

 

 

 

そんな私も今となっては、

 

トイレも洗えて一石二鳥とか

 

思える成長ぶり。

 

受け入れるって大事。

 

皆さんが恋人に感じたカルチャーショック?

(もはや、文化の違いのせいではなく、彼自身の問題だと感じ始めている。)

 

 

もしくは、ヒューマンショック?

 

はなんですか?

 

 

 

 

 

協力ってなんだ

国際遠距離恋愛

 

3か月程経つが、未だにお互い読み解くのに時間のかかるメッセージ。

 

最初のころの私は、主語述語の順番さえあやふやで、

 

英語でいうところの致命傷

 

毎日英語の勉強はしていたのだが、なかなか上達しない。

 

 

そんななか彼がある提案を、

 

一週間で、日本語の日と、英語の日を決めようというもの。

 

月曜 英語

火曜 日本語

水曜 英語

木曜 日本語

金曜 英語

土曜 日本語

日曜 どっちを使ってOK

 

 

そんな提案で始まった、

 

お互いネイティブ作戦!

 

 

これは1年ちょっと経った今でも使っていて、

 

かなりいい。

 

お互いが相手のネイティブの文章に触れられるので、

 

吸収力が早い。

 

相手が使っているフレーズをパクリ、

 

すぐ次に使う。

 

ある朝、彼から

 

 

おはよん。

 

 

ってメッセージが。

 

私が使っていたのをパクったんですが、

 

可愛すぎか。

 

もっかい言うけど、

 

可愛すぎか。

 

たまに、女の子言葉を吸収。

 

可愛すぎか。

 

 

使う言語が偏らないから、ストレスフリー。

 

 

 

素晴らしき提案&萌え

 

ありがとうありがとう。

 

 

 

 

 

 

日本での仕事の契約を終え、カナダに帰国した彼。

 

どうしても会いたい二人。

 

 

 

 

航空券高けええ・・

 

たちはだかる、距離と金。

 

 

 

 

なかなか固定の休みが取れない私。

 

なかなか会えない二人。

 

 

そんななか、彼が日本に行くよと言ってくれた。

 

私も旅費を半分出すよ!

 

っと提案。

 

空いた時間に二人で安い航空券を見つけて、

 

こっちが安いだ、あっちが安いだ。

 

もうすぐ会えると思うと、ニヤニヤがとまらん。

 

指折り数えてその日を待つなんて。

 

 

 

 

 

そうして日本に再上陸を目指す彼。

 

そんななか、二人にあらたなカルチャーショックが!?

 

 

 

 

 

ぽっちゃりってなんだ

ぽっちゃり

 

 

 

実に曖昧な表現である。

 

よく、男性と女性のぽっちゃりの基準が違うという記事を見かける。

 

まったくその通りで。

 

特に日本は体形に対しての基準が厳しいようです。

 

 

そんなわたくし、

 

華奢だなんて言葉、生まれたての時しかかけられてないです。

 

 

 

「お前冷蔵庫みたいだよな。」

 

「顔はいいのにねぇ。」

 

「その食欲大丈夫か?」

 

 

デリカシーのないオヤジ達からの、悪口がよみがえる。

 

いやね、わかってるけどもね。

 

私が全く華奢からかけ離れ、なんならガタイがいいぐらいで。

 

なんなら、そこらの男の子よりも力があること。

 

自分でもたまに、この二の腕はボンレスハム志望かな?って思ってる。

 

 

 

そんななか、

 

彼は

 

「君は全然太ってないよ。」

 

「君は小さくて、子供みたいだね」

 

「すごい小さい手だね」

 

 

 

 

 

ちょっと聞いた?

 

価値観が違うって、ここまで見え方が違うのね。

 

初めて言われたときは、

 

おいおいおい。と

 

平均体重を遥かに上回るこのボデーが、

 

太ってないわけないじゃないか。

 

と思ってはみたが、

 

あまりにも真顔で、

 

太ってるって、歩くだけで疲れちゃうぐらいの人を言うんだよ。

 

って笑っている彼。

 

後光がさしてた。

 

さすがカナダで生まれた男。

 

国も広いが、心もデカいぜ。

 

 

 

英語での体形の表現はとても細かく分類されていて、

 

彼いわく、私は

 

 

Thick

 

 

らしいです。

 

 

みなさんも検索してみては?